テント、テーブル、チェア、シュラフ、調理器具、食器とアウトドア用品を一から揃えようとするとお金がかかります。しかし、これらがお手頃な価格ですべて手に入ってしまう総合アウトドアブランドがあります。それがキャプテンスタッグ。鹿のマークでキャンパーには馴染みの深いブランドです。今回はキャプテンスタッグについて詳しくご紹介します。
キャプテンスタッグとは
出典：CAPTAIN STAG Facebook
キャプテンスタッグの歩み
キャプテンスタッグの前身は、金物のまち、新潟県三条市で金物用品を販売するパール金属株式会社です。パール金属といえば、圧力鍋やフライパンといった調理器具が有名です。その創業者、高波文雄氏はアメリカ視察に行った際に、公園で大型のバーベキューコンロを使い、バーベキューを楽しんでいる姿に衝撃を受け、アウトドア用品の販売をするようになりました。
当初アウトドア用品は、パール金属の一部門でしたが、2012年にキャプテンスタッグ株式会社を設立。テントやシュラフ、食器やテーブルといったキャンプ用品を幅広く販売しています。また近年ではキャンプ用品だけでなく、サイクリング用品やガーデン用品も展開しています。
キャプテンスタッグのテーマ
『頂点を目指そうとするあまり、保守的な発想へ傾きかけたり、造作にこだわりすぎて価格的に手が届かなくなってしまっては、存在する意味がない』という考えから、使いやすさと買いやすさにこだわっています。このこだわりは、アマゾンで「キャプテンスタッグ」と検索してみれば評価されていることが一目瞭然です。
例えば、アルミのロールテーブル。ソロキャンプ用の小さなものですが、価格はなんと1,354円。さらにレビューは1,500件を超える良い評価が付いています。他にもキャンプチェアが約1,000円、焚火台を兼ねるバーベキューコンロが約3,500円と購入しやすい価格で、しかもどれも高評価を受けています。
キャプテンスタッグのおすすめギア
キャプテンスタッグにはおすすめギアが多数あります。コスパ最高な商品をご紹介します。
【テント】
クレセント3人用ドームテント
出典：CAPTAIN STAG
大人3人が寝られるドームテント。アマゾンでの実勢価格はなんと3,781円です。この価格でこのクオリティのテントは他のブランドでは考えられません。レビューによると、4年使っても問題なく使用できた人もいるようです。設営撤収に10分もかからず、さらにコンパクトになることが人気のようです。
ワンポールテント オクタゴン
こちらは筆者も所有しているワンポールテントです。高さが3mありますので、開放感があり7～8人用というのも納得の広さ。さらにこの潔いホワイトのシンプルなデザインが目を惹きます。ワンポールだけに、設営も簡単。15分ほどで設営できます。ゲリラ豪雨のような悪天候の中で使用したこともありますが、問題なく使用できました。価格は28,000円と、大型ワンポールテントとしては破格の安さです。
【タープ】
ヘキサタープ オルディナ
出典：CAPTAIN STAG
他社のヘキサタープが1～3万円するのに対して、こちらのタープは約5,000円。4～6人のスタンダードなサイズで、紫外線を95%カットする生地を使用しています。キャンプ初心者の方が初めてのタープとして購入することも多いようです。
【テーブル】
アルミロールテーブル
出典：CAPTAIN STAG
ツーリングやソロキャンプをする方には定番のミニテーブルです。アルミで軽量、熱いものをそのまま置いても大丈夫です。天板を折り畳めてとてもコンパクトになります。耐荷重は30kgとしっかりした作りです。価格は約1,350円という驚きのプライスです。
CSクラシックス FDパークテーブル
木製のテーブルを置くだけでサイトの雰囲気がおしゃれになりますが、値段も高いもの。しかし、このパークテーブルは約3,500円とお手頃価格です。筆者も所有しています。木製ですが、軽くて組み立ても簡単です。脚部分を折り畳み、平らになるためコンパクトです。
塗装も安っぽさを感じず、とてもこの価格には見えません。サイズは53×59cmと2人で使うには十分なサイズ。このサイズのテーブルは他社から販売しているものですと、高さ20cmくらいのものが多くやや低く感じます。高さは27cmなので、ローススタイルにはもちろん、お座敷スタイルでも使いやすい絶妙な高さです。
【コンロ】
バーベキューコンロ
バーベキューコンロ、焚火台としても使えます。しっかりとしたステンレス鋼でできています。5~6人でも十分に使える大きめサイズ。畳むと平らになるため、とてもコンパクトになります。さらに他社と比べて珍しいのは、通常別売りの収納バッグが標準で付属します。価格は約4,700円です。
【バッグ】
大型トートバッグ
地味ですが隠れた名品がこの大型トートバッグです。アマゾンレビュー数はなんと約930件。価格は驚きの910円です。このバッグの優れたところは、この価格とは思えない生地、そして開口部を調節して閉じられるバックルです。
キャンプ用品は細かく散乱しがちです。我が家ではウッドラックやミニテーブル、クッション、枕、シートなどをまとめて収納しています。たくさん荷物を入れても、長さを調節できるバックルでしっかりと口を閉じることができます。肩ひもはしっかりと肩にかけられる長さがあるので便利です。茶色と紺色がありますが、紺色のタイプはサイズも大きく、逆に入れすぎると持ちきれないほどの荷物が入るとのこと。茶色のサイズの方がほどよいサイズでおすすめです。
キャプテンスタッグで、キャンプが身近に
今回はキャプテンスタッグについてご紹介しました。お手頃な価格ながら、使いやすさを考えた形状、魅力的なデザインが多くのキャンパーから支持されています。キャンプがこれだけ身近なものになったのはキャプテンスタッグのおかげと言っても過言ではないかもしれません。2018年には新シリーズ「CSブラックラベル」というブラックで統一されたギアも登場。ますます目が離せませんね。
ライター情報
浜田サリー
キャンプ大好きなアウトドアライター。子供を連れて休みがあればキャンプに出撃しています。ブログ「ちょっとキャンプ行ってくる。」http://chottocamp.comを運営しています。
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