「タイは何回も行っているから、いつもとは違う街に行きたいな…」
と感じている人は多いのではないでしょうか?
もしもバンコクやチェンマイなど中心地を満喫したなら、「ラノーン」という南部の街がおすすめです。温泉やマッサージなどがあり、のんびりとリフレッシュできます。
とはいえ、初めて聞く街だと、なかなか行き方もわかりませんよね。
そこで今回は、
・ラノーンについて
・ラノーンの観光スポットやホテル
・ラノーンへの行き方
・ラノーンから訪問できるほかのエリア
・ラノーン旅行の注意点
を、私が1月に訪れた経験をもとに紹介します。「知らない街って不安だな」と感じるかもしれませんが、どんな街か知るだけならハードルは高くありません。
まずはラノーンについて、ざっくりと知りましょう!
ラノーンとは、タイ南部に位置する温泉が有名な街
ラノーンはバンコクから9時間の、南部に位置する街です。タイ人には人気ですが、日本人からはまだまだ知られていません。
ここではまず、
・ラノーンの気温と服装
・ラノーンの治安
・ラノーンの魅力(温泉)
を紹介します。
気温と服装:年間を通して暖かく、半袖で十分
タイは年間を通して暖かい国です。そしてラノーンなど南部は特に暑く、年間の平均気温は28〜31℃。日中も夜も半袖で問題ありません。
ただ、タイは室内のエアコンが強く、肌寒く感じることも。念のため、パーカーやカーディガンなどを持っておくと安心です。
ラノーンの治安:夜や人通りの少ない道の1人歩きを避ければ問題ない
ラノーンは田舎のため、治安はそこまで悪くなく、日中に1人で歩いても問題ありません。欧米人の観光客もたくさん見かけるため、外国人が目立つこともないです。
ただし夜は人通りがほとんどなく、21時以降は静かです。そのため、人が少ないところは歩かないようにしましょう。
ラノーンの魅力は温泉
ラノーンには温泉があり、タイ人から注目を集め始めている場所でもあります。
地元民も観光客も無料で利用でき、マッサージやスパなどを受けることも可能。2〜3日滞在してのんびりするだけでも、リフレッシュできます。
そこで続いては、ラノーンの観光スポットをより詳しくお伝えします。
ラノーンの観光スポットやホテル
ここではラノーンのおすすめスポットや、実際に泊まったホテルとして、
・温泉「ラクサワーリン温泉」
・カフェ「Novem berry」
・ホテル「Rueangrat Hotel」
を紹介します。
温泉(ラクサワーリン温泉)
ラノーンには、中心部からすこし離れたところに、温泉「ラクサワーリン」があります。
ここでは、
・足湯
・温泉(水着着用)
・岩盤浴
が利用できます。足湯と岩盤浴は無料、温泉のみ40バーツ(約140円)を支払います。
足湯部分はこのような形です。温度によって分かれており、40〜60℃と好きな温度の足湯を利用できます。
40℃の足湯に入りましたがなかなか熱く、15分ほど入って汗が出てくるほど。タオルなどは用意されていないため、自分で持っていきましょう。
こちらは源泉でかなり熱いです。地元の人の中には、持って帰る人もいました。
岩盤浴は、足湯ゾーンをすこし進んだところにあります。
ラクサワーリンは、街の中心部バイクタクシーで5分ほど、20バーツ(約70円)くらいです。徒歩でも到着できますが、50分ほどかかります。
ラノーンのカフェ「Novem berry」
ラノーンは田舎のため、温泉を楽しんだあとはのんびりするのみです。しかしすぐに帰ってはもったいないので、街中を散策してみましょう。
散歩しているときに見つけたカフェ「Novem berry」が、おしゃれで人も少なくて落ち着けました。
店内はテラスのようになっており、風通しが良いです。
この日はカフェラテを注文しました。値段は50バーツ(約175円)と、バンコクなどの中心地とほとんど変わりません。
店内では写真のように、ワンピースやポーチ、化粧品なども販売しています。
ここは欧米人の女性が経営しているカフェで、英語も通じます。またWi-Fiが設置されていて、動画が見れるほど早いスピードでした。Wi-FiルーターやSIMカードを持っていなくても安心ですね。
場所:「Ruangrat Road」という大きい通りの真ん中ほど。隣には美容院、向かいには韓国系のかき氷屋さんあり。
ラノーンで宿泊したホテル「Rueangrat Hotel」
今回はbooking.comで見つけたホテルに宿泊しました。
ダブルルームが1泊2,415円。室内にはシャワーとトイレも完備、冷蔵庫には毎日ミネラルウォーターが補給されていました。清掃も毎日入るため、連泊でも安心です。
・洗濯(値段は1kg単位で計測)
・空港までの送迎サービスあり(無料)
・お菓子とコーヒーの提供あり(無料)
共有スペースもあります。
先ほど紹介したカフェ「Novem berry」の、斜め向かいにあります。
ここまでラノーンの街中にある観光スポットを紹介しました。実はラノーンからは、ミャンマーに入国も可能です。
小舟で1時間ほどの場所に、ミャンマーの「コートーン」があります。ここは日帰りで帰国するなら、ビザが必要ありません。
条件や注意点は、以下の通りです。
・ミャンマー側の国境で、ビザなしの「エントリー・パーミット」を発行してもらうこと
・17時までにタイ側イミグレーションに到着しておくこと
・ミャンマーの別都市への移動はできない
またコートーン側でタイバーツの両替ができないことがあるため、アメリカドルを用意しておくと安心です。
ただしミャンマーは2018年10月から、日本人に対してビザが免除される予定です。そのため今後は、10月までにラノーンを訪問する方のみ覚えておいてください。
ここまでラノーンの観光スポットやホテルを紹介しました。少しずつ、ラノーンが気になってきたのではないでしょうか?
そこで次は、ラノーンまでの行き方を紹介します。
ここでは、
・バンコクからラノーンへの行き方(バスと飛行機)
・プーケットからラノーンへの行き方(バス)
を紹介します。
バンコクからラノーンまで:バスと飛行機
私はバンコクとラノーンを往復しましたが、行きは夜行バス、帰りは飛行機を利用しました。
【バス】
サイタイマイ(南バスターミナル)からバス会社「ソンバットツアー」を利用します。料金は470バーツ(約1,645円)。20時半出発で、翌朝4時半頃ラノーンに到着です。
【飛行機】
ノックエアー(nok air)を利用。
・バンコクからラノーン:6:05発、7:30着。もしくは11:40発、13:05着。
・ラノーンからバンコク:8:00発、9:30着。
ホテルから空港までの送迎は、ノックエアーのバスが迎えにきてくれました。
飛行機はエアアジアも利用できます。
・バンコクからラノーン:11:40発、13:05着。
・ラノーンからバンコク:13:35発、15:05着。
航空券は2,200円から購入できます。ただしLCCのため、スーツケースなど受託手荷物の料金は含まれていません。追加で3,000〜5,000円ほど必要で、私は9,900円ほどかかりました。
プーケットからラノーンまで
リゾート地のプーケットから、バスも利用できます。
急行で6時間ほど、料金は270バーツ(約945円)。朝6時から運行しています。
プーケットから飛行機も利用できますが、バンコク経由のため直行便ではありません。遠回りになるため、バスがおすすめです。
最後に、ラノーン旅行の注意点をお伝えしますね。
ラノーンに夜行バスで向かう場合、“到着時間”には注意しましょう。バスは早朝4時に到着するため、人通りはほとんどありません。
乗客は地元の人ばかりのため、バイクタクシーなどはそちらを優先的に乗せてしまいます。
そのためタクシー選びには注意が必要です。私は運良く1台見つけられましたが、タイミングや乗客の量によっては、徒歩で移動することになるかもしれません。
心配なら、ラノーンへは飛行機の方が安心です。空港からであればタクシーが利用できる上に、到着は日中です。日付が変わる前にホテルへ到着できます。
夜中の到着には十分注意してくださいね。
まとめ:ラノーン旅行で温泉に入ってリフレッシュしよう!
今回はタイの南部にあるラノーンを紹介しました。
ラノーンは温泉が有名な街です。治安も良く、日中であれば1人歩きも問題ありません。
おすすめの観光スポットとして、以下3つを紹介しました。
・温泉「ラクサワーリン温泉」
・カフェ「Novem berry」
・ホテル「Rueangrat Hotel」
温泉は足湯と岩盤浴であれば、無料です。リフレッシュしたあとに、カフェでのんびりコーヒーでも飲みましょう。
ラノーンへは夜行バスと飛行機が利用できますが、飛行機の方がおすすめです。料金は少し高くなりますが、到着時間が日中のため明るい内にホテルに到着できます。
注意点など理解した上で、ラノーン旅行を楽しんでくださいね。
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