さぁ、週末はキャンプだ!としっかり準備をしておいたのに、雨・・・特に最近は週末に雨が降ることが多いですね。今回は屋根があって、雨でもテント泊キャンプが楽しめてしまう、山梨県の富士ケ嶺にある「おいしいキャンプ場」のキャンプレポをお伝えします。
富士ケ嶺「おいしいキャンプ場」とは?
山梨県と静岡県の県境で、富士河口湖町富士ケ嶺(ふじがね)高原にあるキャンプ場です。アクセスは中央道・河口湖IC、東名・富士IC、新東名・新富士ICからいずれも30分ほどで到着できます。
富士山のすぐ近くですので、眼前に雄大な景色を見ることができます。いわゆる一般的な屋外のキャンプ場がメインになるのですが、こちらのキャンプ場にはなんと大きな屋根付きの全天候型サイトがあるのです。
全天候型サイトとは?
大きな屋根が付いた雨でも楽しめるテントサイトです。全部で12区画あり、6区画は自分達のテントを自由に張れるサイトで、残りの6区画にはNordisk製の高級テント「ウトガルド」が常設で設営してあります。テントの手前にはガゼボとよばれるタープも設置してあり、テーブルとチェアもセットです。
寒い季節には電気カーペットも敷いてありますので、あとは食器と寝袋を持参すれば、設営も撤収も何もする必要はありません!キャンプをした経験がなくても、ギアを持っていなくてもアウトドアを楽しめます。高級テントなので、今流行りのグランピング気分も味わえてしまいます。
キャンプレポ ~到着~
さて、ここからは実際に宿泊したキャンプレポです。台風が2週連続週末に直撃していて、どうしてもキャンプに行きたい気持ちでいっぱい。おいしいキャンプ場の全天候型サイトは知ってはいたものの、はたして本当に楽しいのか?という不安もありました。でも思い切って予約!なにごとも体験です。
出発日は子供の運動会があったため、出発が遅くなり、14時に自宅を出発。途中、河口湖フォレストモールにあるマックスバリュで買い出しをしていきましたので、キャンプ場に到着したのは日がとっぷりと暮れた17時過ぎでした。
受付をした後にサイトに向かうと、すでに他の11サイトは満員御礼。もう夕食の時間になりそうですからあわてて設営を始めます。ただ設営とはいえ、今回はシェルター(スクリーンタープのようなもの)が設営済みのサイトにしたので、寝室であるテントだけ建てればいいだけなので簡単でした。
シェルター内に、持参したテーブルやチェアを並べればリビングの完成です。
薪ストーブが快適!
予約したサイトには薪ストーブがセットでレンタルされます。薪は受付にて600円で購入する必要があります。初めての薪ストーブでしたが、とても暖かくて快適でした。特に、翌日の朝は冷え切っていることもあり、暖かく過ごせました。
レンタルが充実
今回、実はコンロを持ってくるのを忘れてしまいました。でも大丈夫、こちらのキャンプ場はレンタル品がとても充実しているのです。テントやタープ、寝袋といった基本グッズはもちろんのこと、ハンモックや食器、炊飯器からタコ焼き器まで充実のラインナップ。忘れ物があっても安心です。
我が家はカセットコンロをレンタルしました。ガス1本付きで500円でしたので良心的な価格ですね。この日は到着が遅いこともあり、さっと焼きそば、お刺身、スーパーのお惣菜という簡単メニューでした。それでも、いつもの家と違う環境で食べるとおいしく感じるのです。
全天候型サイトの居心地
アウトドアらしからぬ、全天候型サイトの居心地ですが、これはこれで新しいキャンプだなという感想です。屋根が付いていて、地面がコンクリートで雰囲気はいいとはいえませんが、テントで寝られますし、リビング部分でもゆったり過ごせるので、雨でも本当に快適です。もちろん自然の中でリラックスするというのとは違いますが、非日常感を味わうにはバッチリです。
そしてもちろん、雨の中、設営や撤収をしなくていいのが一番楽でした。レインウェアを着ても、濡れるものは濡れますし、なにより自宅でテントやタープを干すのがまた大仕事です。それがないだけで、このキャンプ場にしてよかった!と思います。
難点は屋根が付いていることで、他のキャンパーの声がとても響きます。グループで来ている方も多かったので、消灯時間の22時を過ぎても話し声がけっこう聞こえたのが少し残念です。
また、夜中に台風による風雨が激しかったのですが、屋根に叩きつける雨音がかなり激しく、怖くなって何度も夜中に目が覚めてしまいました。普通の雨なら問題ないかもしれませんが、やはり台風は別格ですね。
施設情報
全天候型サイトから歩いて1~2分ほどの所に大きな建物があり、その中に炊事場やトイレがまとめられています。
炊事場はきれいに清掃されており、すべての蛇口からお湯が出ます。キャンプ場でお湯が出るのはありがたいですね。炊事場には生ごみ専用のごみ箱も設置されています。
トイレは靴を脱いでスリッパに履き替えるスタイルです。泥汚れもなく、虫もいないのでとても快適でした。
夜には焚火バーも開店されます。オーナーの手作りによる種類豊富なカクテルや、料理を楽しめます。隣ではこども向けの映画を上映しており、この日は「ファインディングドリー」を上映。多くの子供たちが楽しんでいました。
まとめ
今回は雨が降ってもテント泊が楽しめる、富士ケ嶺おいしいキャンプ場をご紹介しました。自分達のテントで行くも良し、高級な設営済みテントでグランピング気分を味わっても良しのキャンプ場です。屋外サイトもありますから、雨の日だけでなく、晴れの日もまた来たいと思わせてくれるキャンプ場でした。皆さんもぜひ行ってみてくださいね。
今回ご紹介したキャンプ場
名称:富士ケ嶺おいしいキャンプ場
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町富士ケ嶺696
電話:050-8007-1120
公式サイト:http://oic-camp.com/
ライター情報
浜田サリー
キャンプ大好きなアウトドアライター。子供を連れて休みがあればキャンプに出撃しています。ブログ「ちょっとキャンプ行ってくる。」http://chottocamp.comを運営しています
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